グアム旅行の準備方法

 グアム旅行の準備方法について説明したページです。観光のベストシーズンと、旅行の予約や準備などについて説明しています。

 また、出国時や帰国時の留意点やチップについても説明しています。

グアム旅行のベストシーズン

 グアムの気候は、年間を通して最高気温30℃前後で温暖です。年間を通してマリンスポーツも楽しめます。

グアムの気温と降水量

 ※データは「気象庁の2016年1月〜12月データ」から引用

 6月〜11月は雨季で、雨や台風の可能性が高くなります。特に8月以降の天気予報はほとんど毎日雨ですが、さっと降ってすぐやむスコールがほとんどです。

 雨の可能性が少ない乾季は、ベストシーズンと言えます。

地域

 グアムには様々な地域がありますが、観光で関連する主な地域は、グアム島真ん中より少し上にあるタモン、タムニン、ハガニアです。

・タモン

 3つの地域では一番北です。ホテルやショッピングセンターが集中しています。買い物をするならここがお薦めです。私はJPスーパーストアに行きましたが、種類も豊富でお土産はほとんどここで買いました。ビーチも多くあります。

・タムニン

 3つの地域の真ん中で、グアム国際空港があります。ホテルやショッピングセンターもあり、タモンとハガニアの中間にあるため利便性があります。

・ハガニア

 3つの地域では一番南で、グアムの主都です。チャモロ・ビレッジ、サン・アントニオ橋、スペイン広場、ラッテ・ストーンなどの史跡を多く見れます。チャモロ・ビレッジは、毎週水曜日の18時からナイトマーケットがあり、屋台や露店が並びます。

 上の地図でタモンが表示されていませんが、タムニンのすぐ上にあります。タモンかタムニンのホテルに宿泊して、ツアーに応じて他の地区へ行くというのが多いと思います。

旅行の予約

 出発日が決まったら、早めに予約をした方がお得です。早割などで値段がかなり違うためです。

 予約の仕方は自分で飛行機、ホテルをそれぞれ別に予約する事もできますが、「【PR】【JTB海外旅行】グアム」や「【PR】H.I.S. グアム旅行」などでツアーに申し込んだ方が簡単です。海外旅行で準備するものや入国審査の書き方などの説明書がもらえたり、トラブル発生時に日本語で対応してもらえます。

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 また、マリンスポーツなどオプショナルツアーの予約も必要です。

海外旅行保険

 海外で盗難にあうと面倒です。また、病気や事故にあうと、保険がきかずに支払う金額が膨大になる可能性がありますし、家族が面倒を見たりする必要があれば、さらに膨大になります。

 そのような時に備えて、海外旅行時の一時的な保険があります。

 高額ではないため、万一の時に備えて入っておくことをお薦めします。

パスポート

 パスポートは、申請から発行まで1週間前後かかります。必要な書類は、戸籍謄本、写真、健康保険証などです。写真は、髪で隠れたりせずに顔がはっきり見える必要があるため、可能であれば写真屋さんで撮影がお薦めです。

 最寄りの窓口で申請書に記載して、申請します。代理人でも大丈夫です。

 受け取る時は、本人でないと受け取れません。写真を見て本人か確認されます。パスポートの料金は、以下の通りです。

【パスポート料金】
種類 料金(円)
10年間有効(20歳以上) 16,000
5年間有効(12歳以上) 11,000
5年間有効(12歳未満) 6,000

 なお、45日以内の観光でしたら、ESTAの申請(46〜90日の時必要)やビザ(91日以上の時必要)は不要です。

たびレジ

 「たびレジ」は、外務省が行っている緊急時に情報提供を受けられるシステムです。

 無料で利用できるため、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録しておくと、いざという時に連絡があるため安心です。

持っていく物

 特別な物は必要ないと思いますが、気温が高いので半袖が必要です。また、ホテルではクーラーが強過ぎて寒い場合もあるので、1着は長袖も持っていた方が良さそうです。

 ホテルによっても違うと思いますが、日本のホテルのような浴衣ではなくバスローブが置いてあるため、必要な方は寝間着も持って行く必要があります。

 カメラはスマートフォンでも大丈夫ですが、水中撮影をするのなら防水カメラが必要です。防水カメラは結構な値段がしますが、アクションカメラで安いものがあります。以下は、私が使っている【PR】EKENのアクションカメラです。

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 30メートルまでの防水が可能です。重さは数十gで小さく、フルハイビジョンの動画や4608×2592pxの写真などが撮影できます。4Kにも対応していますが、録画時間がかなり短くなるので、それほどこだわらなければフルハイビジョンでの撮影をお薦めします。Wifi機能が付いているので、専用アプリをインストールすれば動画や写真をスマートフォンに転送できます。また、付属のUSBケーブルでパソコンに転送することもできます。

 バッテリーは2個付いていて、1つで1時間くらいはもちます。自撮り棒やリモコンも付属しているので、自撮りもできます。保存するためにはSDカードが必要で、別売りです。

 私は、水中で撮影する時は自撮り棒を使いました。カメラをそのまま手に持つと滑って落としたり、指がレンズにかかったりしますが、棒を持ってストラップを手首に巻いておけば落としたり指がレンズにかかることもありませんでした。撮影例は、「ココス島」をご参照ください。

 また、海外でスマホを利用する人は、「スマートフォンの海外利用」をご参照ください。

出発当日

 空港では、航空会社のカウンターで荷物を預けたり、荷物の保安検査、出国審査を受けたりするため、1時間以上かかることもあります。フライトの2時間くらい前に到着しておいた方が無難です。ツアーでは集合時間が指定されていると思います。

 なお、スーツケースを預ける時、鍵はかけない方が無難です。アメリカでは9.11のテロ以来、鍵を壊してでもスーツケースの中身を確認する事ができるようになりました。以下のマークが付いたTSA対応ロックのスーツケースであれば係員が合鍵を持っているため、鍵をかけても大丈夫です。

TSAロック

 左側にTSAの文字が見えます。最近では、旅行用トランクであればほとんど対応していると思います。

 飛行機の中では、アメリカ入国のために書類などの記入が必要です。機内で書類を渡されて記入しますが、揺れていると書きづらいです。間違えても斜線などで取り消して記載すれば大丈夫のようです。

チップ

 アメリカではチップは習慣です。ホテルでは、部屋を出る時にベットに1〜2ドル、レストランやタクシーでは料金の15〜20%が相場のようです。

 サービスを提供してくれた感謝の気持ちとして渡します。働いている人の給料の一部と言えるので、必ず渡した方がいいと思います。

 なお、ファーストフード店ではサービス料込の値段になっているので、チップは不要です。

現地での移動手段

 グアムでの移動は、赤いシャトルバスが便利です。タモン、タムニン、ハガニアの主要な場所を定期的に回っています。1回4ドルですが、1日や2日、5日などの乗り放題チケットもあります。停留所や時刻表は、グアム政府観光局の「シャトルバス」で時刻表をご参照ください。

 なお、タクシーを利用する場合でも、ホテルやお店の入り口に呼んでくれる人がいることが多いので、簡単です。

帰国

 帰国時も出国時と同じです。2時間前には到着し、TSA対応のスーツケースでなければ鍵はかけません。

 飛行機の中で記入する書類は、出国時に比べて簡単です。到着後も日本人専用ゲートがあるため、若干時間が短くて済みます。